複数の役員が同じ予定やお知らせを同時に編集していたとき、片方の変更がもう片方に上書きされてしまうことがあります。これは紙の議事録でも起こり得るパターンですが、デジタルだと「保存できたから安心」という油断と組み合わさって、後から「あれ?変更したはずの箇所が戻っている」という気付きにくい事故につながります。
v2.6.3 では、イベントの編集に 楽観的ロック という仕組みを追加しました。役員 A さんがイベントを開いている最中に役員 B さんが別の端末で同じイベントを保存していたら、A さんの保存時に「他の役員がこの予定を編集しました。一度戻って開き直してください」というメッセージが表示され、誤って上書きしないように止まる動作になります。
仕組みとしては、データのレコード自体にバージョン番号を持たせて、保存時に「自分が編集を始めたときのバージョン」と「サーバ上の最新バージョン」を照らし合わせています。食い違っていたら保存を中断し、最新を読み直してから再編集する流れに誘導します。
今回はイベント編集にのみ適用しました。会員管理・会計・回覧板など他の機能でも同型の衝突は起こり得ますが、まずは編集頻度の高いイベントから導入し、運用上の手応えを見ながら他機能へ広げる予定です。