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自治会の安否確認・防災対応 実践マニュアル——災害発生から10分で全員の安否を確認する方法

むすびば編集部  |  2026-03-06  |  読了目安:5分

2024年の能登半島地震では、日頃から防災訓練を続けていた自治会で住民全員の命が助かった事例が複数報告されました。一方、連絡体制が整っていなかった地域では安否確認に数日かかったケースも。このマニュアルでは、スマホアプリを使った実践的な安否確認フローを解説します。

なぜ自治会の安否確認が重要なのか

大規模災害時、公的な救助が来るまでには数時間〜数日かかることがあります。その間、最も頼りになるのが「地域の助け合い」です。

📊 内閣府の調査より:阪神・淡路大震災での救助の約80%は、近隣住民による自力救出でした。

しかし、どの住民が安全でどの住民が助けを必要としているかを素早く把握するには、事前に安否確認の仕組みを作っておくことが不可欠です。

災害発生から10分の安否確認フロー

  1. 地震・災害発生(0分):まず自分と家族の安全を確保
  2. 安否確認通知の送信(1〜2分):アプリの安否確認ボタンをタップ。全住民にプッシュ通知が届く
  3. 住民が安否を報告(3〜10分):「無事」「軽傷」「助けが必要」をワンタップ
  4. 未回答者の確認(5〜15分):管理画面で未回答の住民を特定。班長が担当エリアの未回答世帯を直接確認
  5. 支援が必要な世帯への対応(15分〜):近隣住民が協力して安否を確認・支援

⚠️ 重要:スマホが通じない状況も想定し、紙のアナログ版フローも必ず用意しておきましょう。

役割分担と事前準備

役割担当者事前準備
全体統括・安否確認発令自治会長・副会長アプリの管理者権限設定
エリア別確認各班長担当エリアの高齢者・一人暮らし世帯リストを把握
避難所対応防災担当役員市区町村の避難所担当窓口と事前に連携
要支援者の支援近隣住民2〜3名「安否確認サポーター」として事前に登録

アプリ導入前に必ず行う「防災訓練」の手順

アプリを導入しても、訓練なしでは本番で機能しません。年1回の防災訓練に安否確認訓練を組み込みましょう。

訓練シナリオ例

  1. 10時:「大規模地震発生」を想定した安否確認通知を一斉送信
  2. 10時〜10時15分:住民が安否を報告(家族でアプリ操作を練習)
  3. 10時15分〜:未回答世帯を確認し、班長が実際に訪問する訓練
  4. 10時30分〜:結果報告会・課題共有

訓練後に「どの世帯がスマホを使えなかったか」「通知が届かなかった世帯はあるか」を確認し、フォロー体制を整えておきましょう。

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